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誰でも出来るプリント柄の作成方法 〜 初級イラレ編

だれでもオリジナルの生地を作れるのがデジタルテキスタイルプリントなのですが、
しかしPhotoshopやIllustratorの使い方でつまずいたりしていませんか?

誰でも出来るプリント柄の作成方法と題して
複数回にわたり、本当に「誰でも出来るプリント柄の作成方法」をお伝えしようと思います。

初回は初級イラレ編としてIllustratorを使った超簡単な柄作製法をお伝えします!!

では以下メニュー。

用意するもの

今回用意したものは黒いマジックとスケッチブックです。

写真 1-2

どこにでもあるマッキーです!でも水彩顔料タイプというのがミソです。
こいつが本当に使いやすいのです。詳細は後ほど。


ホントにマジック1本あれば簡単にデザインできてしまいますよ!

では実際にスケッチブックに絵を描こう!

今回はポットなどの生活用品の柄をデザインしてみたいと思います。
まず輪郭から描いていきます。こんな感じで。

写真 2-2

目指すは北欧風テキスタイル!笑
そして塗りつぶして完成!ちょっと塗りムラがありますが、これくらいなら気にしなくてもOKです。

写真 2

これはタンブラーのつもりですが見えないですね。。。
でもどんどん描き進めます。

写真 3-2

ほかにも草やスプーンなども描いていきます。たくさんモチーフがある方がかわいいですよね。

写真 1-3

写真 2-3

そして先ほどのマッキーの水彩顔料のすごいところは
なんと裏写りがほとんどしないのです!!
ほら、この通り!

写真 3-4

油性マジックだと下の紙にもしみ込んで汚してしまいますが
このマジックだとがんがん塗りつぶしても安心ですね。

パソコンに取り込む

そしてここからはパソコンへの取り込み方です!
先ほどの描いたイラストの簡単な取り込み方法としてお勧めするのがiPhoneなどのスマホです!

画面はバキバキなのはお許し下さい。。。

写真 4-4

取り込み方至って簡単。描いたイラストを写真で撮るだけ。。。
とっても簡単ですね!!

ただし、このとき大事なのが、
画面いっぱいにイラストを入れること
すこしでも机や床や手が映り込むとIllustratorでの編集がめんどくさくなります。
真っ白なキャンバスとイラストのみにしてください。

できるだけ明るい場所で写真を撮ること
暗い場所で取ると画面のコントラストがなくなって、Illustratorでの取り込みに失敗しちゃいます。
できるだけ明るくしましょう!

ちなみに先ほどの上のイラストの写真が実際の作業のときに使われた写真になるので、
制作の参考にしてみてください。

そして撮った写真をメールなどでパソコンに送るだけ!
とっても簡単です。

本当は「スキャナを使う」というのが綺麗なやり方なのですが、
今回者初心者向けということでこちらを紹介しました!
もちろんスマホの替わりに「スキャナ」を使っても大丈夫です!

Illustratorで加工する

そしてここからがパソコンでの作業になります!
今回紹介するのはIllustrator CCというバージョンになります。

バージョンによってはインターフェースの見た目が違いますが、
今回利用するテクニックはCS2以上であれば使えるテクニックになりますー。
そして紹介するのはライブトレースという機能。
こちらを使えばサクサクっと制作が進みますよ!

それでは実践。

まず、先ほどの撮った写真をIllustratorに取り込みます。
取り込み方はメニューから「ファイル」→「開く」の手順で開くか、
該当の写真データをIllustratorのアイコンにドラッグアンドドロップするだけで開きます。

開いた画像がこちら。
スクリーンショット 2014-08-06 15.32.03

スクリーンショット 2014-08-06 15.32.03
そして画面上部にある「画像トレース」をクリックし、
立て続けに「拡張」をクリックします。

「拡張」は先ほど「画像トレース」があった場所に、
「画像トレース」をクリックした後に表示されるはずです。
スクリーンショット 2014-08-06 15.32.34

すると、このような形で先ほどの手書きイラストが、綺麗な面のデータに変換されました。
これでIllustratorで制作する準備が整いました。
スクリーンショット 2014-08-06 15.32.39

しかしその前にライブトレースをした画像には白い余白があるため、これらを削除してあげる必要があります。
上の画像で言うと周りの白い四角の枠が余計な余白になります。

それを削除するために「ダイレクト選択ツール」を使い白い余白を選択し、
キーボードdelキーで削除していきます。これで必要なモチーフのみになりました!

そして残ったモチーフを色の変え方は白い矢印の「ダイレクト選択ツール」を使い、色を変えていきます。
スクリーンショット 2014-08-06 15.33.22
メニューバーの下にある色のついた四角をダブルクリックすることでカラーチャートが表示され自由に着色が出来ます。

スクリーンショット 2014-08-06 15.33.22

あとはこのようサイズを小さくしてたくさん並べてみたり、
スクリーンショット 2014-08-06 15.33.36

することで柄を作成していきます!
ほかの柄も同様に制作し、重ねると、、、

スクリーンショット 2014-08-06 15.33.40

このような柄が完成しました!
うーん、これが北欧風???

それでも今日はこれを完成とします!笑

そして最後の行程として先ほどまで作っていたデータを印刷用に変換します。
これを「書き出し」と言います。

「書き出し」の方法は至って簡単。
まず、メニューから「書き出し」を選択します。
スクリーンショット 2014-08-06 15.34.44
このときファイル形式をTIFFを選択します。ファイル名は好きな名前を付けてね。

そして設定を以下のようにします。
スクリーンショット 2014-08-06 15.34.58
特に大事なのがカラーモードの「CMYK」と解像度「150ppi」になります。

これ書き出されたデータが印刷用データになります!
後はこれを印刷するだけです!

本日はプロユース向けのIllustratorで使い方を紹介しましたが
フリーソフトのinkscapeでも同様の機能が備わっているので、
こちらもおすすめです。

印刷に関してはcoromozaのスタッフにおまかせすればよいので、
本日の紹介は以上になりますー。

次回は繰り返しのパターンを簡単に制作する中級イラレ編をお楽しみに!

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またcoromozaでは初心者向けのデジタルプリント講座も開催しているので
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