Think of Fashion Study 001「衣服と身体」第5回目

21世紀の身体を更新するデザイナーたち(1) 身体の美醜をめぐって

Think of Fashion Study 001 「衣服と身体」

4月からスタートしましたStudy 001(6回を予定 1回90分)では
「衣服と身体」をテーマに、身体論の視点から衣服を着るという行為について考えていくことで、社会において衣服をデザインするとはどういうことか探っていきます。講師は文化学園大学非常勤講師の菊田琢也氏が務めます。

6月23日(日)15時~16時30分に、
Think of Fashion Study 001「衣服と身体」第5回目を開催します。

第5回目テーマ:
「21世紀の身体を更新するデザイナーたち(1) 身体の美醜をめぐって」

美しい身体とは何だろうか。美しい装いとは何だろうか。

『美人の歴史』を著したジョルジュ・ヴィガレロは、次のように説明しています。「長いあいだ、美のモデルは絶対的なものであり続けた。が、その後、この美のモデルは相対化され多様化され、いっそう受容されやすいものになる。自立性が少しずつ勝利しそれとともに各人の差異が身体のすばらしさのイメージに共鳴する。」

今回のレクチャーでは、西洋における身体の「美」と「醜」をめぐる歴史を参照しつつ、 ジョン・ガリアーノやアレキサンダー・マックイーンの仕事に見られる身体装飾について考察していきます。

講師プロフィール
菊田 琢也(きくた たくや)
1979年山形生まれ。縫製業を営む両親のもと、布に囲まれた環境のなかで育つ。2003年筑波大学卒。在学時にファッション研究を志す。その後文化女子大学大学院博士後期課程を修了(被服環境学博士)現在、文化学園大学・女子美術大学非常勤講師。専門は文化社会学(ファッション研究)近著に「装飾の排除から、過剰な装飾へ 「かわいい」から読み解くコムデギャルソン」(西谷真理子編『相対性コム デ ギャルソン論』フィルムアート社2012)、「やくしまるえつこの輪郭 素描される少女像」(『ユリイカ』第43巻第13号、青土社2011)など。

日時:6月23日(日)15時〜16時30分(開場:14時30分)

会場:
服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion labolatory」

住所:〒150-0001渋谷区神宮前6-31-21 オリンピアアネックス201
電話番号:03-6450-5560
URL:https://za.coromo.jp/
地下鉄東京メトロ線明治神宮前駅4番出口のすぐ前、
ラコステの入っているビルの2階。

会費:各回2500円 (学割 2000円)

お申し込み先: palette.produce@gmail.com
題名「Think of Fashion Study 001」とし、
お名前、ご連絡先(メールアドレス、お電話番号)、
所属を明記の上、お申し込み下さいませ。
参加する回をご記載下さいませ。

ファッションをより深く考えていきたい方は是非!!
皆様のご参加お待ちしております。

Think of Fashion Study 001 「衣服と身体」の今後の予定です。

いよいよ最終回です。
第6回 7月7日(日) 15時~16時30分
現代の日本人デザイナーに特徴的にみられる「少女性」の表象について、
男性・女性デザイナーの差異に注目しながら考察する予定です。

終了した回です。

Think of Fashion Study 001 「衣服と身体」
第1回 4月28日(日)
「「第一の衣服」としての身体
〜鷲田清一「意識と皮膚 ファッションと身体」をめぐって〜」

第2回 5月12日(日)
「コミュニケーションする身体
〜わたしとわたしでないものとの<際>をめぐるファッション論〜」

第3回 5月26日(日)
「ファッションと身体デザインの歴史(20世紀前半)
〜動く身体、揺れる布、伸縮する皮膚〜」

Think of Fashion 実行委員会

http://www.think-of-fashion.org/ (準備中)

料金

¥2,500

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